


9月30日(火)に、第1回農村活性化プロデューサー育成講座を実施しました。定員20名のところ、それを大きく上回る29名の方にお申込みいただきました。
第1回講座には、25名の参加者に出席いただきました。ゲスト講師である辻武史さん(つじ農園)、横田岳さん(横田農場)に登壇いただき、お二人のこれまでの実践や活動への思いについてお話を伺いました。辻さんは、三重県でつじ農園を経営しており、機械メーカーで培ったノウハウを取り入れたり、ドローン地域共有プラットフォーム(JDSS)の導入や食事会の開催、民泊を開業されたり等、地域を巻き込んで農村地域を活性化する様々な取組により、農村地域の活性化を推進されています。横田さんは、地形や歴史的背景から農業を捉え、埼玉県小川町で、古来から生育していた、様々な在来の品種を種から育てています。また、日本のナチュラルワインとコラボし池袋で食事会を開催したり、小川町で、その土地の農産物を使用した加工食品も製造するなど6次産業化にも取組んでいます。お二人が、何よりも楽しんで活動されているのが伝わってきて、聞き手が自然と興味をそそられるような、惹きつけられる講演でした。
講演後は、受講者からの質疑応答を行った他、受講者の将来のゴールイメージを共有し、講座が終了しました。3時間とは思えないほど、学びの詰まった実り多い講座となりました。
第2回講座は、10/16(木)に実施予定です。 次回は、茨城県内にある地域資源を意味付けし、共感を呼ぶブランディングの手法を学びます。ご期待ください。




9月27日(土)、城里町で稲刈り体験を開催しました。
町内外から小学生の親子が参加し、5月に田植えをした田んぼで稲刈りを体験。
慣れない作業にも真剣に取り組み、作業後には達成感に満ちた表情が見られました。
昼食には、城里町産の新米を使ったカレーライスを楽しみ、午後は七会きのこセンターできのこ狩りを体験。大きなきのこを探して、パックいっぱいに収穫することができました。
城里町の魅力を体験し、子どもたちの笑顔があふれる一日となりました。
ふるさと魅力発見隊とは
「ふるさと魅力発見隊」は、農村地域住民と都市住民との交流を進めるとともに、農業体験や自然観察を通して、農業・農村の持つ役割についての理解と関心を深めることを目的として、茨城県が主催している事業です。



潮来市で稲刈り体験・芋堀り体験を実施しました。参加者は、潮来市、東京都荒川区の小学生とご家族。潮来市と荒川区は、20年以上前から交流があるそうです。
まだまだ暑さの残る中、子どもたちは慣れた手つきで稲を収穫し、おだがけの場所まで運んでくれました。その後行った芋堀り体験では、甘みの強い品種である紅はるかを沢山収穫できました。
交流会では、特別栽培米の一番星、潮来あやめちゃんの食べ比べができるお弁当をいただきました。どちらも粘り気がありもちもちとしていて、冷めても美味しいお米でした。潮来市の農産物の魅力を満喫できる素敵な一日となりました。
次回のふるさと魅力発見隊は、11月8日(土)に実施予定です。稲敷市でレンコン収穫を行います。ご期待ください。
ふるさと魅力発見隊とは
「ふるさと魅力発見隊」は、農村地域住民と都市住民との交流を進めるとともに、農業体験や自然観察を通して、農業・農村の持つ役割についての理解と関心を深めることを目的として、茨城県が主催している事業です。
茨城県では、“農泊”の最前線を体験する1泊2日の実践型プログラムを開催します。
地域資源を活かした観光やビジネスに興味がある方、次の一歩を踏み出すチャンスです。
農泊地域のリアルに触れてみませんか?


画像は昨年度の様子
第1回 【里山ロングステイ】長期インバウンド受け入れの実践
日時 | 2025年11月1日(土)~11月2日(日) |
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会場 | まったり〜村の小さな農園(茨城県常陸太田市小菅町1215) |
講師 | まったり〜村の小さな農園 北山 郷子さん |
定員 | 20名 |
参加費 | 3,000円(税込)/人 |
申込締切 | 2025年10月24日(金) |
第2回 古民家から見える、新しい「観光」のかたち
日時 | 2026年1月31日(土)~2月1日(日) |
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会場 | 古民家 黒澤永之亟 Einojo(茨城県笠間市池野辺1633-1) |
講師 | 古民家 黒澤永之亟 Einojo 柴沼 淳さん |
定員 | 10名 |
参加費 | 3,000円(税込)/人 |
申込締切 | 22026年1月23日(金) |
申込方法
以下のリンクからお申込みください。
県では、農村地域の資源を活かしたビジネスアイディアを具体化し実践する「農村地域活性化プロデューサー育成講座(INSPIRE IBARAKI)」を9月30日(火)より開講します。
本年度は、事業立案のための講義、視察に加えて、実際に事業構想を練り、事業を実践するカリキュラムとなっています。農や地域に根差した食文化、地域資源に眠る価値を掘り起こし、プロジェクト化する過程を、講座・視察・実践を通して学ぶことができます。
企画だけでなく、仲間と連携し実践につなげることで、講座後の“自走”を前提とした農村活性化プロジェクトです。
只今、参加者募集中です。農を軸にした持続性の高い事業や魅力的な地域づくりを目指したい方、何か新しいことにチャレンジしたい方、お申込をお待ちしています。
対象
- 農林漁業者、飲食・観光関係者、農業関連事業者(県内の方)
- 農を起点とした事業に関心を持つ支援者(県外在住も可)
支援者とは
- 農村のブランドプロデュースや商品開発に挑戦したいデザイナー・プロデューサー
- 地域のために、ビジネスやデザインの知識を生かしたい学生、大学教職員
- 本業での経験や専門性を地域課題の解決に活かしたい社会人
日時
会場は水戸市内を予定
- 第1回 9月30日(火) 16:00〜19:00
- 第2回 10月16日(木) 16:00〜20:00
- 第3回 11月5日(木) 16:00〜20:00
- 第4回 11月27日(木) 16:00〜20:00
- 第5回 12月17日(水) 時間帯は未定
- 第6回 12月26日(金) 16:00〜20:00
- 第7回 3月6日(金) 13:30〜19:00
参加資格
以下の全てに該当する方を対象とします。
- プログラムの全日程に参加できること
- 講座終了後も地域での活動を継続する意欲があること
- 他者・他地域と連携しながら仲間を増やす意思があること
- 茨城県の特定地域において、農を基軸とした事業や地域づくりに関心があること
受講料
無料(交通費等は各自でご負担いただきます)
申込
以下のリンクよりお申込みいただけます。
締切:9月19日(金) 定員20名に達し次第締め切ります。
令和6年度の様子

事業構想発表

先進地域視察

受講生どうしのディスカッション






7月26日(土)の 第6回ふるさと魅力発見隊は、常陸大宮市の生き物観察会でした。
有機米を栽培する田んぼに集まった子どもたちは、ザリガニやタニシ、カエル、トンボなど、水田まわりに生息する生き物に夢中。 虫取り網を持って田んぼに繰り出したり、少し離れた水路まで走って行ったりと、32℃のうだるような暑さを感じさせない元気な姿を見せてくれました。
その後は子どもたちが捕まえた生き物たちを一箇所に集めて観察タイム。子どもたちは、集めた生き物を見て大興奮。特にザリガニに目を奪われていました。
また、JA常陸の方々から、有機米についてのレクチャーも。稲の中から、お米の花の赤ちゃんを見せていただきました。
イベント終了後のアンケートでは、「田んぼを大切にすることは、環境に良い」旨の声が届くなど、体験を通して、子どもたちは田んぼの持つ役割について理解を深めていました。
次回は、9月13日(土)に、稲刈り体験を実施予定です。ご期待ください。




6月8日(日)に、ふるさと魅力発見隊で、古内茶庭先カフェを開催しました。
茨城県三大銘茶の一つである古内茶。苦味、渋みが控えめで、飲んだ後に甘さが残るその味に、多くの来場者が魅了されていました。
お店の中には、座ってくつろげるスペースが用意されており、出店者と来場者が談笑し、交流を深めていた様子が印象に残っています。地域に根差したイベントが、人々のつながりの輪を育み、広げていく。これこそが、ふるさと魅力発見隊事業の醍醐味だなとしみじみ感じています。ご来場いただきありがとうございました。



5月31日(土)に、常陸大宮市で田植え体験を実施しました。
雨風が強い中、参加した小学生はレインコートを着用し、一本ずつ手作業で苗を植えていました。田植え体験終了後は、水田の生き物を観察したり、田植え機の乗車体験をしたりと、最後までエネルギッシュな子どもたちでした。
秋の稲刈りが、今から楽しみです。
次回は、6月8日(日)に、城里町古内地区で古内茶庭先カフェを実施予定です。
県の銘茶である古内茶を、ぜひご賞味ください。
美味しいお米の産地、城里町七会地区のきれいな水辺に、ホタルの光がふんわりと舞いはじめます。
幻想的なホタルのひかりを楽しんでみませんか?
日時 | 令和7年6月14日(土)19:00~21:00 18:30受付開始 雨天・荒天時は翌日に延期 |
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集合場所 | 七会保健福祉センター(城里町小勝1400) |
参加費 | 無料 |
募集人数 | 先着100名 |
問合せ | ななかいの里生産研究部会 盛田 |